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初版本 


家内がお願いしていた、『癌告知のあとで』の初版本が先日届きました。執筆された故人、鈴木章子さんのご主人から送っていただいたのです。

自分が持っていた初版本を誰かにお貸ししたまま行方がわからなくなり、あらためて読みたいと思ったようです。

お忙しい中、お手を煩わせたことを申し訳なく思っていただきました。

改定本と大きな違いはありませんが、整理されていない分だけ故人の気持ちがストレートに伝わって来る本でした。

文章を書いた経験から感じているのですが、最初に書いた文章を読み直すとあちらこちらにことば遣いの手直しをしたくなる箇所が見えます。

それを訂正したら、間違いなく文章としてはすっきりして読みやすくなります。ところが文字が浮かんだときの感情は薄れ、読み手に合わせた文章とか並べ方になることがあるのです。

思いの襞のようなものが消えてしまうようなことがあるのです。

『癌告知のあとで』の初版本は、その襞まで伝わってくるようで、綴っておられるご本人の前に座っているような感覚もあったようです。

[ 2017/08/08 06:35 ] 気づき日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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