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死に目に会うということの意味 


今年の春、50年近く連れ添われた奥様をなくされたお方のお話しを聞きました。

体調の異変に気づかれたときはすでにステージ4という病状で、治療の効果がなく寄り添うだけの看護になったそうです。

いよいよお別れの時が迫ったとき、担当の医師が「人間の耳は、最期まで声を聞くことが出来るといわれていますから、何か語りかけてあげてください」とおっしゃったそうです。

耳元に口を近づけて、「『お母さん、長い間ありがとう』とお礼をいいました」といわれました。

それまでは何の反応もなく、目を閉じて大きな息をしておられた奥さんの目の周囲が、かすかに赤くなってにじんだのが見えたそうです。

その変化をみて「自分ははじめて泣きました」と話されました。

お話しを聞きながら、死に目に会うということは、別れて往く人にありがとうをいうためなのだと思いました。

機会があるたびにそのことをお話しさせていただきます。

[ 2017/09/05 06:11 ] 気づき日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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