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家族とのお別れ 


認知症の高齢者が共同生活されるグループホームを設立して16年になります。

先日開設時から入居されている男性が退所されました。11月には98歳の誕生祝いをしようといわれていた人でした。

入所当初から胃がんを抱えながら生活しておられたのですが、食べ物が喉を通らない状況になって入院になり退所されたのです。

散策することを日課にして、地域の人たちからあたたかい目で見守っていただいておられました。

そのお方にはひとつのクセがあって、お出かけになると必ず小石や木の葉とかお花をポケットや服の中に入れて持ち帰えられるのです。

ある時など、色づいたハゼとかウルシの葉っぱをポケットに入れたため、全身に発疹が出るという出来事もありました。

そんなこんなの出来事とおつきあいして過ごした16年、知らず知らずのうちに家族同様の感情が芽生えていました。

そのお方が施設を出られたことは死別と同じお別れで、一度に16年の出来事がよみがえりました。

[ 2017/09/17 06:21 ] 気づき日記 | トラックバック(-) | CM(0)

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